2018年5月1日火曜日

資格「中小企業診断士」ただいま勉強中

私が「中小企業診断士」に興味を持ったのは、中学以来の友人が自己啓発として資格取得に取り組んでいたからです。久々に会った彼は、業界についての豊富な知識、その知識から導かれる業界予測、その予測の中で採るべき自社戦略を語っていました。その姿は、社会人として大きく成長していて、まさに自分が数年後に目指したい将来像でした。私がブログを始めたのも彼のブログがきっかけです。
 私が興味を持った「中小企業診断士」とは、中小企業支援法に基づく国家資格で、中小企業を対象に“経営の診断”&“経営に関する助言”を実施するための資格です。とはいうものの、コンサルタント業だけで生計を立てている有資格者は多くなく、実際は7割以上の有資格者が、企業内に所属する「企業内診断士」で、大企業勤務者が多いようです。そして、有資格者が資格取得を目指した理由は、主に「経営全般の勉強等“自己啓発”、“スキルアップ“を図ることができるから」だそうです。同じく、私も自己啓発の一環として、勉強をしています。
 なぜ「中小企業診断士」の勉強が、“大企業勤務者”でも役立つのでしょうか。その理由は、中小企業のみを対象とした内容は多くなくて、経営一般について学ぶことができるからです。7科目の試験の内容は、「財務・会計」「運営管理」「経営情報システム」「経済学・経済政策」「経営法務」「中小企業経営・政策」です。その中で「中小企業経営・政策」の1科目だけが、中小企業に特化した内容となっています。経営一般について学ぶにあたって、参考書や問題集が多くある人気資格試験は、非常に勉強しやすいというメリットもあります。
 なぜ私が「経営一般」について勉強しているのか。それは3つの理由があります。まず一つ目として、MSL職の職能の一つとして必要だと考えているからです。というのも、MSL職がやり取りをする先生方は、経営層に近い地位にあるはずで、“経営”という共通言語を持つことで関係構築に役立ちます。次に二つ目として、私がやりたいと思うことを実現するのに必要だからです。私は今まで多くの人から多くの支援を受けていて、金銭面では両親からも国からも多くの金額が投資されています。ですので、受けた恩を返すという意味でも、社会貢献をする義務があると考えています。より大きく社会貢献するには、個人ではなく組織で行動する必要があり、そのために必要な知識です。最後に三つ目として、学問として興味があるからです。特に「財務・会計」に興味を持っています。数字という客観的な指標で会社の状況について知ることができますし、家計にも適応できて実用的です。
では私は資格取得後に何をしたいのか。習得した知識等を実践で試したいと考えています。業務の妨げにならない範囲で、中小企業のコンサルティング業務に関わります。実践で試すのには、大企業よりも中小企業の方がトップダウンが効く分、迅速に意思決定ができるので、やりやすいのではないかと考えています。スキルアップして、会社でも活かしたいと考えています。

 「中小企業診断士」は合格率が4%で、難易度が高い試験です。学習範囲が広いために、多くの時間が必要です。私は『TACのスピードテキストシリーズ』を利用していますが、現時点で350時間以上かかっています。テキスト2周、問題集1(残り2科目)、過去問一年分(残り2科目)が終了しました。過去問の点数は60%前後で、一次試験の合格ラインぎりぎりです。まだまだ努力が必要です。一発合格をするために頑張りたいと思います。

2 件のコメント:

  1. 2次試験合格後は実際の中小企業を相手にした実務補習が待っています。様々なバックグラウンドを持った人たちとチームで議論したり、診断士の勉強で培った知識を活用して経営戦略を考えるのは本当に楽しいです。まずは1次試験頑張ってください。

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    1. コメントありがとうございます!
      いつもhiyuさんのブログを楽しく読ませて頂いております。

      実務補習は非常に楽しみです。
      そのために、まずは一次試験に集中して、私も一発で合格します。

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