2018年8月12日日曜日

中小企業診断士 1次試験合格

 先週の土日に中小企業診断士の1次試験を受験してきました。結果は、合格基準を大きく上回っての「合格」でした。上位2%に入りました。独学であり、学習時間も限られていた(700時間)ので、この結果にはひとまず安心しました。
  

◆経済学・経済政策 88 上位3%
◆財務・会計 76 上位2%
◆企業経営理論 67 上位11%
◆運営管理 81 上位4%
◆経営法務 60 上位4%
◆経営情報システム 76 上位12%
◆中小企業経営・政策 74 上位16%

 合計 522 上位2%


各科目について簡単に感想を述べます。
経済学・経済政策は、他の科目では暗記項目が多かったのに対して、暗記項目がさほど多くなく理論の理解が大事な科目だったので、非常に勉強しやすかったです。高得点が取れるべくして取れました。
財務・会計は、最も力を入れていたので、最も順位の高かった科目です。中小企業診断士を受験すると決める前から学習を進めていました。元銀行員の父親から指導を受けていたのも大きかったです。試験が終わっても学習を続けて、公認会計士レベルの知識を身に付けていきたい。
企業経営理論は、大学院時代から経営関連の本を読み続けていたので、正直に言えば、自信があったのですが、上位12%という残念な結果でした。試験勉強が落ち着いたら、MBA関連の書籍を読み漁ろうとも考えている。
運営管理は、興味を持っていた科目です。薬価が下がり続ける製薬業界で利益を出し続けるためには、やはり原価を削減する必要があり、生産管理は重要であると考えているためです。おかげで生産の基礎知識が身に付きました。
経営法務は、40点以下の科目不合格になる可能性が高かったので、最後まで力を入れた科目です。今回の受験で、一番ヒヤリとした科目でした。何とか合格できたのは良かった。しかも上位4%という意外と良い成績です。法律を学ぶのはなかなか面白く、薬学部の友人が司法試験の受験を目指すのも分かる気がする。
経営情報システムは、ITへの苦手意識が少しだけあったので、その苦手意識を克服する良い機会になりました。これからの時代は何らかの形でITとは関わらずを得ないと思いますので。
中小企業経営・政策は、中小企業の現状について問われる科目です。一番興味がなかったので、力を抜いて、学習時間は最低限に抑えました(40時間)。それでも上位16%に入ったのは不思議です。

 1次試験の学習のおかげで、経済学・財務会計・経営学・生産技術・法務・ITの知識について、自信を持つことができました。残りは10月下旬にある2次試験の論述試験です。2次試験は、中小企業の事例が与えられて、現状把握・課題設定・解決策提案という、疑似的なコンサルを実施する試験です。1次試験は知識を問う試験にすぎないので、実務としてコンサルするにあたっての橋渡しになるのが2次試験です。知識に関しては、ストレート合格水準の上位4%に入っているので、その知識の応用を学んでいきます。試験まで二か月なので、最後まで気を抜かずに頑張っていきます!

2 件のコメント:

  1. こんにちは。いつも読んでいます。
    トランプが対中国制裁を行っていますが、製薬業界に何か影響はあるのですか?
    よくわからないので教えていただけると幸いです。

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    1. コメントありがとうございます!
      質問の回答を投稿させて頂きましたので、そちらをご覧ください。

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